博報堂、米ダイレクト・パートナーズ社とソーシャルメディア対応CRMサービスを共同開発
株式会社博報堂は7月29日、米国の大手CRM(Customer Relationship Management)サービス提供会社である「ダイレクト・パートナーズ社」と、ソーシャルメディアに対応したCRMサービス「カンバセーション・ループ」を共同開発したことを発表した。8月より提供を開始する。
「カンバセーション・ループ」は、性別・年齢・商品購買履歴等の一般的な顧客情報に加え、企業Webサイト、ソーシャルメディアにおける顧客の発言に関する情報を加えた、詳細かつ実効的な顧客データベースを作成できるCRMサービス。企業はこのデータベースを活用して、ソーシャルメディアにおいて発言を引用される機会が多い顧客に対して、商品に関するクチコミ情報の伝播を目的とした試供品を提供したり、顧客のソーシャルメディアにおける発言を踏まえたダイレクトメールや電子メールを送付するといったことが可能となる。
「カンバセーション・ループ」では「Listen」(購買行動に関する仮説構築)、「Learn」(顧客情報のデータベース化)、「Analyze」(顧客のグループ化)、「Engage」(販促施策の計画・実施)の4つのステップからサイクルが構成されており、「計画→実施→検証」の顧客管理プロセスを実行するものとのこと。
■リリース
http://www.hakuhodo.co.jp/pdf/2011/20110729.pdf
■関連リンク
博報堂
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カンバセーション・ループ
http://www.directpartners.com/TheConversationLoop/