ソニー、デジタルサイネージ広告配信サービスをいなげやにも拡大。オリンピックに続き小売業界に。
ソニー株式会社は、「デジタルサイネージアドバタイジング(広告配信)サービス」を株式会社いなげやに導入すると発表した。
いなげやの首都圏30店舗に対して254台のディスプレイを設置、ソニーの展開する「ミルとくチャンネル」の配信を3月から開始する。
同社は昨年6月に株式会社Olympicの食品部門へのデジタルサイネージ導入をしており、今回のいなげや導入により全国で400台のディスプレイを導入することになる。
ソニーによると、大量導入にあたっては、いなげや花小金井駅前店において行った2ヶ月間の実証実験ではある調味料で売上数量が3倍になるなどの効果が実証されたことが理由にあげられている。
同社では「ミルとくチャンネル」は広告、店舗、特売、イベントなどの販促情報の配信に加え、雑誌やインターネットなど他媒体とタイアップを強化して豊富なコンテンツを提供していくとしている。