ＡＤＫ、中国にイベント・展示会などセールスプロモーションの新会社設立。世界経済減速の中、中国の屋内ＳＰに活路。

株式会社アサツー　ディ・ケイの100%子会社の「上海旭通広告有限公司」は、上海最大手の建築装飾会社「上海室内装飾集団」との合弁で、1月16日に「旭通（上海）展覧広告有限公司」を現地法人として設立したと発表した。

新会社の業務内容は主に２つ。
都市開発、公共空間開発、文化・商業施設・科学技術館および博覧会・パビリオン等の空間開発の企画、設計、制作、施工、運営管理。
イベント、ディスプレイ、展示会などのセールスプロモーション活動にかかわる企画、設計、制作、施工と運営管理。

世界的な不況に加え、国内ではマス４媒体を中心に広告業界が低迷する中、中国経済は相対的に高い成長力を維持すると見込む。
中国の空間開発業務分野で、中国企業と合弁で現地法人を設立し、本格的な中国展開を図るのは、今回の「旭通（上海）展覧広告有限公司」が日本企業として初めて。
上海最大手の「上海室内装飾集団」との提携で、中国の公共機関や優良大手企業のクライアント開発が期待される。