電通と米Facebook社が業務提携 日本でのFacebookプレミア広告枠の独占販売など

株式会社電通と米国Facebook社は28日、ソーシャル・プラットフォーム「Facebook」を活用した広告主向けサービスのサポートに向けて、業務提携契約を締結した。

Facebookの会員数は5億人を超えており、すでに多くの企業がFacebookを活用したマーケティング活動を行っている。「Facebookページ」と呼ばれる、団体、会社、ブランド、有名人、バンドなどがファンに正式な情報を公開するため公式ページも開設可能となっている。

電通は、Facebookの公式広告販売パートナーとして、広告主向けにFacebookページのコンサルティング/制作を行うとともに、Facebookのプレミア広告枠の独占販売や、マス広告と連動したFacebook活用の新しいマーケティング展開を広告主に提供する。
なお、Facebookの広告枠販売については、株式会社サイバー・コミュニケーションズ(cci)がメディアレップとなる。電通とcciは、Facebookのプレミア広告枠の年間独占販売権(2011年2月18日より1年間)を取得しており、今後は、テレビ、新聞、雑誌、ラジオなどのマス広告とFacebook上の広告を連動させた、新たな広告の開発を行う予定。