アイティメディア、大幅改善するも赤字脱出に至らず 2011年3月期 第3Q決算短信
アイティメディア株式会社は2月2日、2011年3月期 第3四半期(2010年4月1日~2010年12月31日)の連結業績について決算短信を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 : 19億2500万円 (前年同期比 5.2%増)
営業利益 : マイナス1億2000万円 (前年同期 マイナス1億6400万円)
経常利益 : マイナス1億1200万円 (前年同期 マイナス1億5500万円)
四半期純利益: マイナス1億3000万円 (前年同期 マイナス2億0100万円)
主要顧客であるIT分野では、依然として広告出稿に慎重な姿勢をとっており、IT分野の広告市況は低調に推移した。一方、コンシューマー分野では、「Android」端末など新しいスマートフォンの発売や2010年12月末での家電エコポイント付与半減を目前とした、駆け込み需要に関連するデジタル製品の広告宣伝需要が一時的に拡大した。同社では、「ターゲティング・メディア戦略」を引き続き推進し、成果が明確な広告商品を強化すると共に、スマートフォンなどのデジタル製品などを詳しく解説する、タイアップ型商品の営業を強化。
この結果、当第3四半期連結会計期間においては、売上高7億5200万円(前年比12.5%増)とするなど大幅に改善したが、連結でのマイナスは黒字化には至らなかった。
■元リリースリンク
http://corp.itmedia.co.jp/corp/ir/library/20110202_2011_q3.pdf
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