凸版印刷、前年同期のほぼ5倍 景気回復傾向で全事業で好調を維持 2011年3月期 第3Q決算短信

凸版印刷株式会社は2月8日、2011年3月期 第3四半期(2010年4月1日~2010年12月31日)の連結業績について決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   : 1兆1583億3400万円 (前年同期比 4.5%増)
営業利益  : 285億5800万円 (前年同期比 59.0%増)
経常利益  : 287億9800万円 (前年同期比 62.8%増)
四半期純利益: 110億4000万円 (前年同期比 394.4%増)

通帳や商品券などの有価証券、ICカードなどが好調に推移。一方、商業印刷関連では、チラシやパンフレット、通販カタログは昨年より減少した。ただしギフトやPOPが好調に推移したほか、エコポイント制度に関連した業務受託ビジネスの受注も拡大した。これら情報・ネットワーク系事業のほか、生活環境系の事業、エレクトロニクス系の事業も好調に推移し、売上高、営業利益、経常利益を堅調に維持した。その結果、四半期純利益については前年同期のほぼ5倍となる110億4000万円とした。