スマートフォンの利用実態と広告意識について調査 Android端末ユーザとiPhoneユーザに顕著な差 medibaが発表
株式会社medibaは2月3日、株式会社ビデオリサーチインタラクティブと共同で昨年11月に実施した「スマートフォン利用実態及び広告意識に関する調査」の結果を公表した。スマートフォン(3キャリア)を利用する15~59歳の男女998人から回答を得た(Android:697人、iPhone:301人)。
Android搭載端末ユーザーの性年代構成は、男性82%、女性18%と男性が圧倒的に多く、平均年齢は35.3歳。比較的デジタルリテラシーが高いとされるM1層(男性20~34歳)およびM2層(男性35~49歳)の比率が高かった。有職者の比率は83%とiPhoneユーザーに比べ高く、学生の比率は9%と低いことも明らかとなった。またアプリについても、Android搭載端末ユーザーは実用アプリ中心にダウンロードしていた。1位が天気(71%)、2位がゲーム(68%)、3位がニュース(67%)の順となった。
Android搭載端末ユーザーのアプリ広告に対する意識は「無料アプリ内広告がまったく気にならない」が25%、「有料アプリ内広告がまったく気にならない」が20%。iPhoneユーザーに比べて広告に対してポジティブな傾向があると差が出ている。
また、Android搭載端末ユーザー、iPhoneユーザーどちらも、無料アプリ内広告と有料アプリ内広告への受容性の差はほとんどなかった。アプリ内広告に対してはAndroid搭載端末ユーザーの6割以上がポジティブな回答をしているため、今後のAndroid搭載端末向けアプリ市場や広告市場の拡大とともにユーザーの利用も活発化することが推測される。