上場の地域新聞社、基盤事業の新聞発行・折込チラシに経営資源を集中し、業績回復を急ぐ。
ヘラクレス上場の株式会社地域新聞社は平成21年8月期の四半期決算を発表した。
売上高は6億6千9百万円、営業利益6千7百万円、経常利益6千7百万円、純利益3千9百万円と前年同期と比較して利益を伸ばしている。
同社の属するフリーペーパー・フリーマガジン市場は、媒体およびターゲットの多様化が進んでいるが、景気悪化に伴う広告出稿意欲の低下や、競合他社との価格競争など、厳しい経営環境が続いている。
同社は現在発行している千葉県45エリア、埼玉県4エリアに経営資源を集中し、基盤事業の新聞発行事業、折込チラシ配布事業の業績向上によって業績の更なる回復に努めた、としている。