マクロミル・博報堂DYHなど新会社「M-CUBE」共同設立 消費者購買データの収集・販売を目的
株式会社マクロミルは12月27日、株式会社博報堂DYホールディングス、株式会社東急エージェンシーと共同出資で、消費者購買データを収集し販売することを目的とする新会社「株式会社エムキューブアンドアソシエイツ(M-CUBE)」を設立することを発表した。
マクロミルは、2007年12月より、携帯型バーコード・スキャナを用いた商品購買調査「QPR(Quick Purchase Report)」を、東急エージェンシーと共同で事業展開中。同事業の強化を行うとともに、信頼性の高いパネルデータの提供・構築を行うため、東急エージェンシーおよび博報堂DYホールディングスに出資を呼びかけ、新会社を設立するとしている。
株式会社エムキューブアンドアソシエイツは2011年1月11日設立予定で、マクロミル取締役副社長の小西克己氏が社長を務める。資本金は4億円で、株主構成はマクロミルが81.875%、博報堂DYHが15%、東急エージェンシーが3.125%。消費者調査パネルの構築と運営管理、購買動向、生活行動データの収集および販売を事業内容とし、一般消費者のなかから大規模なQPRパネルを構築して、さまざまな購買動向や、各種意識調査データを収集・管理する。メーカー・流通業などのユーザー企業は、QPRによる消費者の購買事実と意識調査をあわせたデータを活用することで、消費者の変化をより的確に捉えた、効果的なマーケティングを実現できる見込みだ。
■リリース
http://www.macromill.com/company/release/20101227m_cube/index.html
■関連リンク
QPRのサービス詳細
http://www.macromill.com/service/qpr/qpr.html
マクロミル
http://www.macromill.com/
博報堂DYホールディングス
http://www.hakuhodody-holdings.co.jp/
東急エージェンシー
http://www.tokyu-agc.co.jp/