ADK、大幅赤字に転落、四半期純利益マイナス20億1900万 売上高減少が響く 第3Q決算
株式会社アサツー ディ・ケイは11月10日、2010年12月期 第3四半期(2010年1月1日~2010年9月30日)の決算短信を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :2490億8600万円(対前年同四半期 4.5%減)
営業利益 :マイナス15億2800万円
経常利益 :マイナス4200万円
四半期純利益:マイナス20億1900万円
自社単体を中心に人件費増加の抑制を図ったこと、前年同期に比べグループで貸倒引当金繰入額を少額に抑えることができたことなどのため、販売費および一般管理費を前年同期水準に抑えたものの、売上高が減少。営業損益は15億2800万円の損失となった。
持分法適用会社については、インターネット広告メディアレップである、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(単体)が増収増益となったことなどの結果、持分法による投資利益は1億7200万円と倍増したが、営業外費用がかさみ経常利益はマイナスとなった。
持分法適用会社日本情報産業株式会社の株式の売却にともなう投資有価証券売却損を計上したこと、時価の下落による投資有価証券評価損を計上したことなどのため、特別損失30億4400万円を計上。最終的に四半期純損益は20億1900万円(前年同期は2億6千3百万円の四半期純利益)となった。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120101109061799.pdf
■関連リンク
アサツー ディ・ケイ
http://www.adk.jp/