セプテーニHD、9月期決算短信 収益性向上で純利益確保

セプテーニ・ホールディングスは11月4日、2010年9月期の連結業績(2009年10月1日~2010年9月30日)について、決算短信を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :326億4800万円(対前年同四半期 1.2%減)
営業利益  :10億9800万円(同 83.4%増)
経常利益  :10億2400万円(同 142.8%増)
四半期純利益: 5億4500万円

主力のネット広告事業は堅調に推移し増収を確保したものの、インターネット関連事業とコマース事業が減収となったことから、売上高は326億4800万円(前期比1.2%減)となった。利益面では、売上総利益率の改善や販売管理費の抑制等により主力のネット広告事業とインターネット関連事業において収益性が向上し、大幅な増益となった。営業利益の増加に加え、営業外費用が前期に比べて減少したこともあり、経常利益は増額した一方、コマース事業の業績不振を受けて実施したのれんの減損等により減損損失2億8300万円を計上し、合計3億8500万円の特別損失を計上。結果、当期純利益は5億4500万円(前期は5億8500万円の純損失)となった。

なお同社では、次期の連結業績については、売上高350億円(前期比7.2%増)、営業利益12億0000万円(前期比9.3%増)、経常利益11億5000万円(前期比12.3%増)、当期純利益70000万円(前期比28.3%増)程度になるものと予想している。

■リリース https://www.release.tdnet.info/inbs/140120101020038145.pdf ■関連リンク セプテーニ・ホールディングス http://www.septeni-holdings.co.jp