経済産業省調査、8月の広告業の売上高は前年同月比5.3%減 ネット広告ふくめ軒並みマイナス
経済産業省は10月13日に、8月分の特定サービス産業動態統計(速報)を発表した。8月の広告業の売上高合計は、前年同月比5.3%減の3282億3700万円。プラス成長は3か月でストップとなった。
このうち、4マス媒体については、前年同月比3.5%減の1394億2000万円。なかでも新聞は前年同月比マイナス24.4%と大きく数字を落とし、雑誌もマイナス11.7%、ラジオもマイナス12.7%となったが、テレビのみ4.4%増とプラスを維持した。
一方、インターネット広告については、前年同月比1.7%減の151億2100万円で、昨年10月より維持してきたプラスは、10か月でストップした。そのほか屋外広告、交通広告なども軒並みマイナス成長。最終的にプラスとなった分野はテレビのみで、厳しい現状を浮き彫りにした。
・媒体別売上高
新聞 237億6700万円 (前年同月比 24.4%減)
雑誌 79億2300万円 (同 4.4%減)
テレビ 1031億4400万円 (同 11.7%増)
ラジオ 45億8700万円 (同 12.7%減)
・その他メディア
屋外広告 37億6600万円 (前年同月比 8.3%減)
交通広告 109億1000万円 (同 5.6%減)
折込・DM 366億8500万円 (同 0.3%減)
海外広告 29億1500万円 (同 61.6%減)
SP・PR・催事 518億6500万円 (同 9.2%減)
ネット広告 151億2100万円 (同 1.7%減)
■元リリースリンク
調査の結果|特定サービス産業動態統計調査|経済産業省
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/tokusabido/result-2.html
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