「消費意欲指数」8か月連続の回復傾向が反動でストップ 博報堂、9月の数値を発表
株式会社博報堂は9月21日に、9月の「消費者意欲指数」を発表した。
「消費意欲指数」は、一般生活者(今回415名)に対し「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの消費意欲は何点ぐらいでしょうか?」と質問した結果数値。
9月の「消費者意欲指数」は先月から3.8ポイント減少し、51.1点。例年9月は8月の反動で減少する傾向があるが、今年は8月の数値が高かった分、大幅減となった。とくにこの8月は、前年超えが8ヶ月連続で続き高値を記録していたため、目立つ結果となった。
回復傾向は続いているが、最新の景気関連の指標は持ち直しの動きが弱まり、先行きの指標も悪化、年末に向けて景気減速懸念が大きくなってきたとのことで、博報堂は10月以降の数値に要注目したいとしている。
男女別では、男性が先月比2.7ポイント増加(前年同月比2.1増)の46.6点、女性は先月比5.0ポイント減少の55.5点。男性は以前として低水準ながら、女性は前年越えとなっており、順調に回復しているとのこと。
■リリース
http://www.hakuhodo.co.jp/pdf/2010/20100921.pdf
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