スパイアの9月期3Q決算、モバイル広告の成長とメディア事業の売上拡大で大幅な153.5%増の売上

株式会社スパイアは、平成22年9月期第3四半期決算を発表した。

売上高:38億1,500万円(対前年同期比 153.5%増)
営業利益:6,700万円(前年同期は9,200万円の損失)
経常利益:6,500万円(前年同期は1億2,800万円の損失)
四半期純利益:6,400万円(前年同期は1億3,900万円の損失)

モバイル広告事業とメディア事業を中心とした既存事業のさらなる売上拡大と利益率の向上に取組むとともに、スマートフォン向けアプリケーションおよびソーシャルアプリケーションサービスの開発など、新しい成長分野における積極的投資および事業の立ち上げに注力。その結果、モバイル広告事業の継続的な成長に加えて、メディア事業における既存商品の売上拡大とM&Aによる規模拡大によって前年同期に比べて153.5%増の売上高を計上した。また、売上総利益の増加に加えて販売費及び一般管理費の効率化が図られた結果、前年同期の損失から転じて増益を計上している。

セグメント別業績は以下の通り。

<モバイル広告事業>
売上高:14億9,983万円(前年同期は8億2,912万円)
営業利益:3,463万円(前年同期は1,898万円)

顧客のモバイル広告需要が高く、好調な受注が継続したことと、より多くの顧客ニーズに答えられるような積極的な増員を行った。

<メディア事業>
売上高:3億5,271万円(前年同期は1億6,909万円)
営業利益:2,713万円(前年同期は64万円)

会員データベースの活性化と顧客に提供するサービスの品質向上に努め、サッカーワールドカップ開催などによるスポーツコンテンツ提供の需要が拡大した。

<Eコマース事業>
売上高:1億1,443万円(前年同期は1億7,582万円)
営業利益:▲115万円(前年同期は1,517万円の損失)

売上総利益率を重視した商品の提供に注力したことで、売上総利益率の改善が進んだ。