朝日放送(大証)、3月期決算 視聴率三冠も放送事業は前期比34億8200万円の減収

朝日放送株式会社(大証)は、平成22年3月期の決算を発表した。

売上高 760億6800万円 (前期比 5.3%減)
営業利益 23億2000万円 (前期は1億7900万円の赤字)
経常利益 24億4600万円 (同 1億5000万円の赤字)
当期純利益 16億1300万円 (同 25億4000万円の赤字)

主力の放送事業はテレビ部門で関西地区の年度視聴率が全日、プライム、プライム2の時間帯で首位となる「三冠」を3連結会計年度連続で達成したものの、レギュラー番組セールスは低調に推移し、タイム売上が減収となった。一方でスポット売上は第3四半期で持ち直しの傾向が顕著となり、前期実績に迫る売上となった。この結果、放送事業の売上高は669億7800万円で前期比34億8200万円の減収となった。

費用面では、連結子会社3社の新社屋への移転が完了、移転に伴う一時費用が大幅に減少した。