テレビ東京、売上高対前年11.5%減、利益は改善し最終黒字に

株式会社テレビ東京は、平成22年3月期決算を発表した。

売上高 1060億3300万円 (前期比11.5%減)
営業利益 18億7300万円 (同 41.0%増)
経常利益 20億6500万円 (同 45.6%増)
当期純利益 11億9200万円 (前期は20億3200万円の赤字)

主力の放送事業では、タイム収入はネット部門、ローカル部門、特番部門ともに前年度を下回った。年度を通してレギュラー番組の売上が大きく減少、特番部門でも土日夕方の特番枠セールスが苦戦、タイム全体では459億2100万円、前年同期比15.6%の減収となった。
スポット収入は、「フレンドシッププロジェクト」等の企画セールスを積極的に展開したものの、市況の落ち込みをカバー出来ず、218億5200万円、前年同期比10.1%の減収となった。
一方で費用面では、番組制作費の削減や売上の減少に伴なう代理店手数料の減少により、営業費用が11.3%減少、増益となった。