TBS、3月決算は対前期比減収減益 放送事業は103億7500万円の赤字

株式会社東京放送ホールディングスは、平成22年3月期決算を発表した。

売上高 3512億6200万円 (前期比 5.7%減)
営業利益 33億4300万円 (同 81.9%減)
経常利益 39億200万円 (同 80.5%減)
当期純損益 ▲23億1300万円 (前期は16億5500万円の黒字)

主力の放送事業の売上は2012億7100万円で、前期比13.7%減。103億7500万円の営業損失となった。

タイムセールスではレギュラー番組からのスポンサー降板や、広告料金の見直し等が回復せず、売上は969億500万円で前期比19.6%減。スポットセールスは関東地区でのCM投下量が前期比5.1%減少。視聴率の苦戦も影響して売上は756億5100万円で、前期比11.9%の減収となった。

次期の見通しとしては、連結業績で売上高3490億円と減少を見込む一方で、営業利益89億円、経常利益83億円、当期純利益38億円と増益を見込んでいる。