ぱど(大証)、3月決算は売上高8.9%減、営業利益30.5%減
株式会社ぱど(大証)は、平成22年3月期決算を発表した。
売上高 87億3800万円 (前期比8.9%減)
営業利益 1億1200万円 (同 30.5%減)
経常利益 1億2400万円 (同 16.1%減)
当期純利益 9500万円 (同 38.9%減)
同社は紙媒体を軸とするビジネスモデルから、ケータイメールなどの販促ツールで総合的な営業支援を行う事業モデルへと転換を進めてきた。その一環としてポイント事業「ぱどポイントサービス」の開発・体制作りに注力。ポイントシステム開発会社との合弁会社「株式会社ぱどポイント」設立など、意欲的な取り組みを行った。
同時に、横浜および埼玉地域の一部で「ぱど」の発行サイクルの見直しを実施した。こうした週刊エリアの隔週刊化による売上減のほか、広告需要の落ち込みなどで売上減はあったものの、折り込み広告の売上は通期で前年比22.9%増と大きく伸び、売上を下支えした。