ベネッセ、渋谷駅に Twitter連動の駅貼りポスター 「こどもがいて、よかった。」
ベネッセコーポレーションは、東急東横線渋谷駅に、Twitterと連動した「こどもちゃれんじ」の広告を掲出した。このキャンペーンはTwitter上の同社アカウント「@kodomo_happy」で「こどもがいて、よかった。」というエピソードを募集。投稿されたつぶやきがつぶやきがポスターに張り付けられるというもの。掲出直後は空白だったポスターに、毎日シールとしてプリントされたつぶやきが貼付けられ、最終日には全ての空白がつぶやきで埋め尽くされた。
東急東横線渋谷駅に掲出された広告
Twitterを活用したキャンペーンは、同社として初めての取り組み。本キャンペーンを開催した理由として同社広報の西澤氏にインタビューを行なった。
― なぜ、Twitterと駅貼りポスターを連動させたキャンペーンを企画されたのでしょうか。
「Twitterを活用することで多くの子育て世代を巻き込むこと、またそのエピソードを掲載した駅貼り広告を見た方々が、「子どものいる人生っていいな」「子育てって楽しそう」と感じていただけることを願って企画した。同時に、当社の幼児の教育・生活支援ブランド「こどもちゃれんじ」の認知向上にもつながればと考えました。」
― やってみた結果、ベネッセ様の中ではどういった評価をしていますか?
また、この企画を行ったことで、顧客とのコミュニケーションがとれましたか?
Twitterと駅貼り広告を連動させ、かつ毎日シールを貼り足していくという特殊な形態をとったことで、「面白いことをしている」と興味を持ってくださった方からの反応がいくつもありました。元々「こどもちゃれんじ」や「しまじろう」に接点の無いお客様にも関心を持ってもらうことができている点で、認知拡大というねらい達成につながっているかと思います。
また、お客様を巻き込むキャンペーンとして実施したことで、顧客の声を商品・サービス企画に活かしていく編集部の姿勢を示すことができたかと思います。
同キャンペーンは主にTwitterで告知し、1週間で約260件のメッセージが投稿された。つぶやきの募集は4月2日いっぱいまで行われ、同広告は4月4日まで東急東横線渋谷駅に掲出されていた。
(杉山)