アイレップ、マイクロソフトの検索エンジン「Bing」対応SEO開始 Yahoo!への導入視野に入れ
株式会社アイレップは、米マイクロソフトの検索エンジン「Bing」に対するSEOの対応状況を調査報告する「Bing SEO診断サービス」の提供を2010年4月5日から開始した。2010年2月18日に米Yahoo!と米マイクロソフトが、検索・広告分野における提携について、米司法省及び欧州委員会から承認されたことを受け、米国から段階的に、Yahoo!ポータルサイトへのマイクロソフト検索エンジン「Bing」の導入が進むとし、サービスの提供を開始した。
Bingは、検索ユーザが抱える様々な検索タスクを迅速に処理し、人の意思決定を支援するDecision Engine(意思決定エンジン)と呼ぶコンセプトを持った検索サービスで、このコンセプトを実現するために、Bingは他の検索エンジンにはない検索結果や機能を持っているのが特徴。そこで同サービスは、Bingでの検索順位、Bing固有の検索機能や技術に着目し、Webサイトの最適化レベルを明らかにし、ユーザの検索行動に影響を与える機能やサービスの対応状況をレポートする。概要は以下。
①Bingランキングレポート
Bingで主要な対策ワードを検索した時の検索順位状況や、Bing固有機能の1つであるクイックタブにおいて、どのようなカテゴリで掲載されているか、そのカテゴリにおける掲載状況を調査・報告する。また、GoogleとYahoo!JAPANでの順位状況も報告し、両者を比較することで課題を明らかにする。
②Bing現状分析レポート
SEOにおいて重要となる指標を軸にサイト分析を行い、課題点をチャートを用いた形式で報告。また、独自のリンク分析手法を用い、SEO 施策が将来的にBingでも有効な施策となるか判定する。
サービス期間は10-15営業日で、価格は15万7500円(税込み)