日テレ、IP放送に進出 今年5月から「ひかりTV」で放送開始

日本テレビ放送網株式会社は、今年5月からテレビ向けIPTVサービス「ひかりTV」で、CS衛星チャンネル「日テレG+」と「日テレプラス」の放送を開始する。日本テレビ系のCS衛星チャンネルがIP放送で放送されるのは初。
「日テレG+」は、プロ野球巨人戦主催試合完全生中継やプロレスリング・ノア、バイクレースの世界選手権「Moto GP」等をメインとしたスポーツチャンネル。「日テレプラス」は、日本テレビが過去に放送したドラマやバラエティー番組を中心に編成する、総合エンターテインメントチャンネル。

「ひかりTV」は2008年3月にスタートし、VODとIP放送による多チャンネルサービスを提供している。一般家庭での光回線の契約数が急増していることに伴い、契約者数も増加していることから、既存のCS衛星チャンネルを配信を決定した。同放送開始で、スカパー!や各ケーブルテレビなど他のサービスとの合計加入世帯数は、「日テレG+」は約700万世帯、「日テレプラス」は約190万世帯となる。