デジタルサイネージ向け顔画像判別ソフトに参入 キャッシュディスペンサーなど製造のグローリー(東証一部)

キャッシュディスペンサーなど製造するグローリー株式会社は、デジタルサイネージの利用を目的としたマーケティングに利用可能な、看板視聴者の年齢や性別を顔画像から推定する、顔画像性別年齢推定ソフトウェア「ISG-501」を開発した。デジタルサイネージは表示するコンテンツがデジタルデータであるため、表示するコンテンツを看板視聴者の年齢・性別に応じて切り替えることができれば、より一層の広告効果の向上が図れる。

同ソフトウェアは、看板視聴者の顔を分析し、年齢と性別を認識できる他、2台のカメラを用いて、年齢・性別・身長を考慮したコンテンツを表示できる。ディスプレイに顔を向けてから、約1秒以内に推定、推定精度は年齢正解率(±10歳)85%、性別正解率95%。ソフトと端末のセット販売で、価格は400万円。