電通、アートコンテンツに特化したデジタルサイネージの実証実験を開始 日本初の6画面出力デジタルサイネージを使用
株式会社電通は、アートコンテンツに特化した広告媒体「デジタルアートボード」を開発し、3月27日より東京ミッドタウンにて実証実験を行う。同実験では、日本初の試みとして、6画面出力デジタルサイネージでの放映を行い、1つの映像コンテンツの複数モニターへの同期放映を可能にする。
6面のモニターを連結した大型デジタルサイネージ「デジタルアートボード(屏風型液晶ディスプレイ)」を設置し、千住博氏作「水の森」のデジタル変換動画、葛飾北斎作「富嶽三十六景凱風快晴」「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」のデジタル変換動画、東京ミッドタウン内サントリー美術館「和ガラス」展出品作品映像等を放映する。放映は半年間で、その中で多種多様なクリエーティブ・コンテンツの放映と、そのイメージに合わせた広告を放映する。
実験を通じて、どのようなクリエーティブ・コンテンツが人々に受け入れられ、コミュニケーションが成立するかを検証し、デジタルサイネージ分野におけるコンテンツ領域の市場拡大を目指すとともに、メディアとしての確立を目指す。
設置場所:東京ミッドタウン プラザ地下1階 インフォメーション付近
サイズ:60インチ縦型モニター6面 (横5メートル・縦2メートル)