地図データーベース提供のゼンリン、地域生活応援のコミュニケーションメディア事業を開始 年間50億円の広告収入を目指す

地図データベースを提供している株式会社ゼンリンは、コミュニケーションメディア事業「Actiz(アクティズ)」を2010年4月よりスタートする。「Actiz」は同社が保有するコンテンツを、地域生活を応援するコミュニケーションメディアとして、地図情報マガジンやWEBサイトなど4メディアで展開するもの。2010年6月に、さいたま市浦和区・同市南区・神戸市東灘区で開始し、2012年度までに全国300カ所の地域での展開を目指し、年間50億円の広告収入を目指す。

同社は、地域コミュニティの再構築が地域活性化において重要である点に着目し、同社の「知・時空間情報」を収集・管理し、地域に住む人々へ提供することで地域コミュニケーションの活性化を目指す。情報の提供には、地図情報マガジン「Actizmi-ru-to [みると]」・パソコンサイト「Actiz.jp」・モバイルサイト「Actiz.jp mobile」・電子書籍「ActizeBook」の4メディアを活用する。また、「Actizmi-ru-to[みると]」については、該当地域の全戸を対象に無料でポスティング配布を行う予定。