電通「消費気分調査」、Twitterなどミニブログのフォロー対象率 企業が34.4%
株式会社電通は、節約・贅沢等の支出意識を定点観測する「消費気分調査レポート5」を発表した。今回は、Twitter・Ameba なう・Google
Buzzなどの、つぶやき型ブログ(ミニブログサービス)の利用状況についても調査した。
ミニブログのフォロー対象率を企業が34.4%占めるという結果から、活用方法にっては、ミニブログ上での容易な商品情報の広がりが見込まれ、強力な広告メディアになる可能性が期待できる。しかし、「広く・ゆるい」つながりを望む男性の傾向を考慮し、一方的に広告宣伝活動を展開するのではなく、ミニブログ利用者と「同じ目線のコミュニケーション」が重要としている。
【調査結果】
①消費気分
お金の使い方に関しては、節約一辺倒から「スマートな節約ライフ」への転換期にあり、「増やすところと減らすところのメリハリをつけている人」が増加。
②ミニブログサービスの利用状況
ミニブログの利用率は9.7%(利用中止者を含めた経験率は14.2%)、平均つぶやき回数は2.8回/日。20代の利用率が 18.1%と最も高く、年齢とともに利用率は低下する。
「他人のつぶやき」をフォローしている対象者人数は平均で43.9人。
「自分のつぶやき」を見てもらっている人数は平均36.0人。
ミニブログ利用者のフォロー対象者構成は「ミニブログで新たに出会った人」51.9%、「企業」34.4%、「政治家・タレント等の有名人」8.1%、「既に付き合いがあった人」5.5%で、フォロー対象者人数は、男性は67.1人、女性は12.0人。