SBIホールディングス、中国最大の経済専門紙と合弁会社を設立 サーチナ買収に続き中国メディア強化

SBIホールディングス株式会社は、中国の4大経済専門紙の一つの中国証券報社と、中国の経済・金融情報を日本に発信する合弁会社を設立する。中国政府指定の経済専門紙への事業参画は、外国資本企業として初。

同社は、2009年12月に米金融経済紙「The Wall Street Journal」の日本版ニュースサイト運営を開始し、2010年2月には日本最大の中国情報サイト運営の株式会社サーチナを買収する等、グローバル金融関連コンテンツ事業を拡充している。中国証券報は、1200社以上の上場会社の情報を開示する公式媒体として指定され、中国の証券専門誌で最大の1日100万部を有する。

新会社は、中国上場企業データベース(18年分)及びファンドデータベース(10年分)を基に、経済ニュース・金融情報ポータルサイトの運営や、経済・金融関連の番組制作、広告代理業務及び上場企業のIR、PR活動支援を行う。なお、合弁会社の名称、設立時期及び事業内容等の具体的な事項は、今後決定する。