Twitter利用状況、若年層と40代で異なる利用目的 富士通総研調査
株式会社富士通総研は、自社のインターネットアンケートサービス「iMiネット」のモニターパネルを対象にアンケート調査を実施し、5451件の回答結果からTwitterの利用状況を分析した。
【Twitterの利用状況】
Twitterという言葉を知っている人は70.2%にのぼるが、現在利用している人は8.2%にとどまった。
【年代別Twitterの利用率・認知率】
利用率は、10代が14.9%で一番高く、20代は12.4%で、30代以降は8%以下と低い。
利用内容も年代で異なり、10代・20代は1日の利用頻度、パソコンと携帯電話の両方でアクセスしている人の比率が高く、Twitter をリアルタイムのコミュニケーションツールとして使いこなしている。
【Twitter利用者の意識】
Twitterのメリットは、「リアルタイムに情報発信ができる(52.5%)」、「ブログより更新が簡単(52.2%)」と、情報発信に関するものが5割を超え、「新しいメディアなので面白そう(26.8%)」、「有名人の情報にアクセスできる(21.9%)」と続いた。
情報発信の利用が多い10代・20代は「リアルタイム性」を高く評価するのに対し、40代・50代は「新しいメディア」や「有名人の情報」に対する評価が高くなっている。
【有名人のフォロー率】
鳩山由紀夫首相が23.2%、堀江貴文氏が15.2%、評論家の勝間和代氏が12.7%、シンガーソングライターの広瀬香美氏が 12.3%。
有名人のフォロー率は他の年代よりも40代が高く、40代はTwitterを情報収集ツールとして活用している。