日本ジャーナリスト専門学校、3月で閉校 ネットなどコミュニケーションの変化に対応出来ず
日本ジャーナリスト専門学校は、2010年3月で閉校する事を発表した。1993年に2000名を数えた学生も、2000年には1000名を割り、以降も入学者が減り続けた結果独力で学校を維持することが困難になった、としている。
閉校の理由として同専門学校は、18歳人口の減少という厳然たる事実が主原因だが、全国的に大学が増え、マスコミ関連の学科が新設された事情がある。しかし、最も大きな背景はインターネット普及などによるコミュニケーション形態の変化としている。
同専門学校は日本で唯一、ジャーナリストを養成する専門学校として1982年にスタート。37年間、ルポライター、評論家、作家、写真家、デザイナー、編集者を講師として招き、マスコミの現場で仕事をするための知識や技術の伝達を伝えてきた。
ITジャーナリストの津田氏は、同専門学校の講師を務めていた石井政之氏がTwitter上でつぶやいた雑感をまとめている。( http://togetter.com/li/7079 )