テレビ朝日、平成22年3月期 第3四半期決算減収増益

株式会社テレビ朝日は、平成22年3月期第3四半期の連結業績を発表した。

売上高   1729億3700万円 (前年同期比 8.3%減)
営業利益   68億5400万円 (同 57.2%増)
経常利益   83億3900万円 (同 39.2%増)
四半期純利益 44億6000万円 (同 114.5%増)

広告業界においては、東京地区のスポット広告出稿量は減少幅を徐々に縮めたものの、タイム広告は依然厳しい状況が続いた。

テレビ放送事業におけるタイム収入は、一社提供番組の積極的な導入や、視聴率が好調な23時台のネオバラ枠におけるセールス枠新設などで増収を図ったものの、全体的なスポンサーの固定費削減傾向をカバーするには至らず、タイム収入合計は636億7200万円となり、前年同期比92億1100万円(△12.6%)の減収となった。
スポット収入は、卸売・薬品が好調に推移したものの、621億8900万円となり、前年同期比43億9500万円(△6.6%)の減収。
また、番組販売収入は、前年同期比9100万円(△1.0%)減の91億6900万円となった。