博報堂、1月の消費者意欲指数」を発表 1月としては初めて50点を切り過去最低値に

株式会社博報堂は2010年1月の「消費者意欲指数」を発表した。

モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求が最高に高まった状態を100とした消費意欲は、先月から5.8ポイント減少、前年同月比1.8ポイント減少し、49.8点となった。

男女ともに前月比、前年比ダウン。男性は1月の過去最低値。
男女ともに「年末に出費したので1月は控える」という季節的な要因以外に、「必要なものだけ買って出費を抑えたい」という堅実消費が影響を与えている。

例年1月は12月の反動で指数がダウンするが、今年は1月の数値としては初めて50点を切り、当月の過去最低値を記録した。
2010年は調査開始以来最も低い水準での厳しいスタートとなり、昨年から続いている消費意欲低迷の流れは変わらない。