米国Facebook、日本の利用者3.9倍に ニールセン調査
ネットレイティングス株式会社は、ニールセン・ネットレイティングスが提供するインターネット利用動向調査「NetView」の2009年11月データをまとめた。
それによると、米国最大のSNSサイトである「Facebook」の日本における訪問者数が、昨年11月の36万人からこの1年で3.9倍に拡大、139万人に達していることが明らかとなった。
日本のFacebook、米国のFacebook、日本のmixi、三者の利用状況を比較すると、日本のFacebook は、一人あたりの平均訪問頻度や一人あたりの平均利用時間といったロイヤリティに関する指標が他の二者に比べて低い。
これは日常的に利用しているユーザーが少ないことを意味している。
また、Facebook、mixiともに、ゲームや便利なツールをアプリケーション(アプリ)としてサイト内で提供しているが、Facebookは日本人向けのアプリが少なく、その事が利用状況に影響を与えているとも考えられる。
しかしながら、2009年は着実に訪問者数を伸ばしている。
この要因についてネットレイティングスでは、ユーザーが新たなユーザーを呼び寄せた結果による自然増である、と分析している。