国民生活センター、無料オンラインゲームで注意呼びかけ テレビCMに苦情
独立行政法人国民生活センターは、携帯電話やPCを利用したオンラインゲームに関する相談が2009年に654件寄せられたと発表した。
このうち約4割にあたる273件が無料をうたったオンラインゲームの相談で、相談事例としては「テレビCMで無料と宣伝していたので、安心して子どもに使わせていたところ、高額な利用料を請求された」といったトラブルが目立として、消費者に注意を呼びかけている。
相談のうち、テレビCMの「表示・広告」を問題とした相談は15.8%。
利用料等を既に支払ったという相談は48件あり、平均金額は約23万円。
主な相談内容としては、テレビCMを見て無料と思い、子どもに使わせたところ有料アイテムを多数購入、子どもも本当のお金が必要とは思わずアイテムも無料だと思って遊んでいたが、後日携帯電話会社から高額な請求書が来た、というものが多数あった。