博報堂DYMP、テレビ生中継など中断しないCM ニューイヤー駅伝2010で採用

博報堂DYメディアパートナーズは(DYMP)はスポーツのテレビ生中継用新型広告「Play On Ad」を開発した。

「Play On Ad」は、生中継と広告の動画を重ね合わせる技術を応用、中継を途切れさせずに宣伝することを可能とした。
放送の最中に中継画面が縮小、その外枠に宣伝用の動画などを表示する。
新型CMは1回15秒から30秒。宣伝が終わると中継画面が拡大し、通常の放送に戻る仕組み。

従来のCMは中継の最中に挿入するため、試合の展開がわからなくなるなど、視聴者の不満を招いていた。
また一方で、CM飛ばしで番組を録画し再生する視聴者も増加、広告主の不満も少なくなかった。
博報堂DYMPではこうした‘CM飛ばし‘に対応、「Play On Ad」では視聴率などの悪影響を避けながら効果的に宣伝できるという特徴を訴え、広告主に採用を呼びかける。

既に「ヤマザキ新春スポーツスペシャルニューイヤー駅伝2010」での採用が決まっており、2010年1月1日(金・祝)8:30~14:30にTBS系列28局ネットで放送される。