博報堂、2009年12月の「消費意欲指数」 男女差が過去最大の開き
株式会社博報堂は21日、11月末に調査した2009年12月の「消費意欲指数」の結果を発表した。
12月の消費意欲指数は先月比4.9ポイントの増加、前年同月比0.2ポイントの増加で55.6点となった。
この数値は年間の最高値ではあるものの、12月としては過去2番目の低さ。
この結果2009年の年間平均指数は、過去最低だった昨年をさらに0.8ポイント下回る50.8点となり、1993 年の調査開始以来の最低値を記録した。
男女別の消費意欲指数は、男性が先月比3.2ポイント増加(前年同月比1.7ポイント減少)の48.6点で、12月としては初めて50点を切り過去最低となった。
一方、女性は先月比6.6ポイントの増加(前年同月比2.1ポイント増加)の62.6点で、平均的な12月の水準に持ち直した。
この結果、男女差は14.0ポイントと過去最大の開きを見せている。
なお、年間平均指数は男性が45.9点で過去最低、女性も55.7点で2001、2008年と並び過去最低となった。