電通総研 『話題・注目商品2009』を発表

株式会社電通は25日、電通総研の調査による『話題・注目商品2009』の結果を明らかにした。

それによると、消費者が選んだ2009年「話題・注目商品」の上位は、「次世代カー」と「エコ減税、エコポイント」、「国内低価格ファション、PB、訳あり商品」が占めた。
中でも「ハイブリッドカー」が、昨年24位から大きく順位を上げ1位にランクイン、「電気自動車」(8位)もランクインしたことから、次世代カーへの注目の高さが伺える。
同時に、「エコカー減税・エコカー補助金対象車」(4位)、「エコポイント省エネ家電」(5位)、「地デジ対応大画面薄型テレビ」(8位)と、環境と経済対策の先導役を担った商品群もランクインしている。
また、「国内低価格ファッション」(3位)、「PB商品」(9位)、「訳あり商品」(10位)と、消費者の低価格志向に、企業の発想転換や努力で対応した商品が消費者の支持を受けた。

冬のボーナスの使い道としては、「地デジTV」(1位)、「エコポイント省エネ家電」(2位)など家電系商品が過半数を占めたほか、「家庭用ゲーム機」(5位)、「携帯ゲーム機」(7位)などヒット商品の常連がランクイン。
また「国内低価格ファッション」が、「冬の新定番商品、発熱保温アンダーウェア」とともに3位にランクインするなど、具体的な消費につながる強さを示した。

今年のクリスマスプレゼントの平均予算は、昨年より「1,363円増」の「10,920円」。
年代別にみると、婚活ブームの高まりもあってか、20代が、08年9,858円から09年13,438円(+3,580円)で最も増加が多く、また20代は、プレゼントをあげる人として「恋人、好きな異性など」を挙げた人が、26.5%で最も多かった。

電通総研 『話題・注目商品2009』は、全国20~69歳の男女1000人に対し、2009年11月7日(土)~8日(日)の期間で行った。