博報堂、2009年11月の「消費意欲指数」 前年同月比は1.1ポイントの増加
株式会社博報堂は20日、10月末に調査した2009年11月の「消費意欲指数」の結果を発表した。
11月の消費意欲指数は先月から0.7ポイント増加し50.7点、前年同月比は1.1ポイントの増加で、3ヶ月ぶりに前年超えとなった。
男女別の消費意欲指数は、男性が先月比0.1ポイント増加(前年同月比0.6ポイント増加)の45.4点で、前年同月比は6月以来今年2回目のプラスとなった。
女性は先月比1.4ポイントの増加(前年同月比1.5ポイント増加)の56.0点、女性も3ヶ月ぶりの前年同月比プラスとなった。
男女共に前年超えとなるのは5ヶ月ぶり。
同時調査の生活力点の「モノ消費」項目については、「日常的な小さな」買い物は男性がほぼ前月と同じ、女性はこの3ヶ月少しずつ伸びている。
食品や生活用品の値下がりや、安くても品質のよい商品が増えていることが、この背景にあると考えられる。
「大きな値の張る」買い物は、依然として低い水準にあるものの男女共に今年の最高値となり、地デジ対応テレビや暖房器具などを購入予定という回答も得られた。