ヤフー、スポンサードサーチで指定サイトへの広告掲載停止機能を追加

ヤフー株式会社は、同社が提供するスポンサードサーチ広告に関して、新機能として、利用者が自社の広告の掲載サイトを選べる「配信対象外サイト」機能をテスト公開した。

新機能は、同社の提携パートナーサイトのうち、特定のサイトを配信対象外に設定するための機能。

広告出稿企業が、自身でログ解析を行った結果、自社の広告の掲載に適していないパートナーサイトがある場合には、該当ドメインを設定することによって、特定のサイトでの広告掲載を停止できる。

配信対象外サイトの登録は、ドメイン単位(サブドメインを含む)で行い、1アカウントにつき250ドメインまで登録可能。

同社が提供する検索連動型広告「スポンサードサーチ」は、検索サイト「Yhoo!」を中心に、同社提携パートナーサイトの検索結果にも同様の広告が掲載される。

つまり、「健康食品」というワードで出稿した場合、同社提携パートナーサイトで「健康食品」と検索した場合でも、その検索結果に広告が掲載され、そのサイトの検索結果の広告がクリックされた場合も、同様の課金がされる仕組みとなっている。

これまで、広告出稿企業から、自社の広告とは関連性のないポイントサイトなどの検索結果にも、広告が表示されることが問題視されており、新機能はそれに対しての改善を行ったもの。