電通、親の高齢化・介護に関する意識調査

株式会社電通は、親の介護に関する意識調査を9月に実施。
その結果から、高齢化がすすむ中での、親に関する意識や行動などが明らかとなった。

調査によれば、全体の87%が親との関係も含めて「自分が老いること」への不安を感じており、92%は親のことを気にかけている。
万一介護が必要になったらという問いに対しては、男性の57%が「お金のこと」を、女性の64%が「自分の生活を変えなければならないこと」を心配していると回答した。

また全体の75%が「介護知識が十分でない」と認識している一方で、介護講座などに積極的に参加している人はわずか7%に留まった。
親とはメールや会話を通じて「週1回以上」連絡を取り合っているとした人の割合は6割を占め、頻繁に連絡を取り合うことで、親の健康上の問題などを把握しようとする姿が浮き彫りとなった。

この調査は、全国の高齢の親をもつ45歳から64歳の男女800名に対して実施した。