電通、店頭の販売動向に強みを持つインテージと業務提携

株式会社電通は5日、国内マーケティングリサーチ最大手の株式会社インテージと「マーケティング・インテリジェンス」領域のソリューションの共同開発において業務提携を行うと発表した。

インテージグループが得意とする「店頭の販売動向および生活者の購買行動の両面から課題解決の要因を洞察するノウハウ(マーケット・インサイト)と情報分析力」と、電通グループが得意とする「生活者の行動の起点となる意識・価値観から課題解決の要因を洞察するノウハウ(ターゲット・インサイト)と施策実行力」を組み合わせた、単なる個別の課題解決策の立案に止まらない、ワンストップ・ソリューションを共同開発する。

これにより、クライアント企業の事業・マーケティング活動における「意思決定精度の向上」、「スピードと業務効率の向上」、「実効性の高い解決策の実行」のより強力な支援を目指す。

2010年4月をめどに、企業の事業課題、マーケティング課題の解決を支援する新しいソリューションを共同開発し、両社のクライアント企業に対する「マーケティング・インテリジェンス」領域のソリューション拡大を積極的に推進していく構え。