ファーマフーズ、2025年7月期2Q決算は減収減益 経常利益は前年同期比58.2%減

式会社ファーマフーズは、2025年7月期第2四半期の連結業績(2024年8月1日~2025年1月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :298億5700万円(前年同期比 5.7%減)
営業利益  :6億2300万円( 同 59.4%減)
経常利益  :6億4500万円( 同 58.2%減)
四半期純利益:2億2900万円( 同 70.1%減)
 
BtoC事業においては、魅力的な新製品開発及びその魅力が伝わるプロモーション強化を目指し、顧客獲得効率指標のCPO及び収益性指標のLTVを重視する広告宣伝費の適正化を図りながら、広告宣伝投資を積極的に行った。特に、同第2四半期連結会計期間における広告宣伝費は94億3600万円で、2年ぶりの高い水準となった。この結果、2025年1月末時点のグループ全体の定期顧客件数は、前四半期末と比べ65065件の増加に転じ、796729件(前年同期900914件)となっている。
 
同事業内で、「医薬品・医薬部外品」の売上高は前年同期比2.5%増の193億8200万円。明治薬品株式会社が手がける「ラクトロン錠」「てんらい清流錠」「ノルクスK錠」「ヘルスパンC錠」など、医薬品新製品を中心に新規顧客獲得が好調に推移し、同社の定期顧客件数は前期末から2.2倍となった。

また、主力の「ニューモ育毛剤」の累計出荷件数が2025年2月17日時点で3000万本を突破したほか、医薬品「ニューZ」はWEB広告での受注が好調で、ニューモブランド全体の定期顧客件数の増加に寄与した。
 
その他製品群については収益性指標を重視し、広告宣伝費の抑制を行った結果、「サプリメント」の売上高は32億7100万円(前年同期比21.7%減)、「化粧品」の売上高は28億4200万円(前年同期比28.4%減)となっている。
 
これらの結果、BtoC事業の同中間連結会計期間の売上高は259億5800万円(同5.1%減)で減収。広告宣伝費は、173億2400万円(同2.7%増)を計上し、セグメント利益は9億8500万円(同43.1%減)となった。
 
このほか、バイオメディカル事業は売上高1億3500万円(同15.6%増)、セグメント損失1億9900万円(前年同期は2億2400万円の損失)で、BtoB事業は売上高37億6000万円(同9.8%減)、セグメント利益7億900万円(同4.6%減)だった。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250311591762.pdf