ヒラキ、2025年3月期3Q決算は減収増益 通販は苦戦も店舗販売事業が好調
ヒラキ株式会社は、2025年3月期第3四半期の連結業績(2024年4月1日~2024年12月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :99億2500万円(前年同期比 2.8%減)
営業利益 :1億2700万円( 同 51.9%増)
経常利益 :1億3600万円( 同 41.3%増)
四半期純利益 :8700万円( 同 56.8%増)
通信販売事業では、商品面において受注を喚起するため、靴・衣料・雑貨の各カテゴリーで低価格帯の販売促進商品を投入した他、春夏・秋冬新商品を770点投入した。また、機能・価値を付加した高価格帯商品「SP-ON」シリーズも販売開始するなど幅広い顧客層の受注喚起を図った。
販売促進面では、インスタグラム、Xを活用したインフルエンサーによる商品PR等のSNS施策ならびにアプリを使った参加型の靴祭りキャンペーン等を実施し、新規顧客の獲得・既存顧客のリピート購入の拡充に努めた。
「SP-ON」シリーズは新規顧客の獲得に相応の寄与をしたものの、急激な円安の下、仕入価格の上昇等の影響を受け、総受注件数は前年同期を下回った。この結果、同事業の売上高は47億2600万円(前年同期比8.9%減)となっている。
利益面は、経費の削減に努めたものの、減収の影響によりセグメント利益2億8400万円(同15.1%減)となった。
このほか、店舗販売事業は売上高50億3800万円(同3.7%増)でセグメント利益1億4000万円(同153.4%増)、卸販売事業は売上高1億5900万円(同0.7%減)でセグメント利益800万円(前年同期は損失500万円)だった。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250203561677.pdf