北の達人コーポレーション、2025年2月期3Q決算は減収増益 利益はいずれも前年同期比30%以上増
株式会社北の達人コーポレーションは、2025年2月期第3四半期の連結業績(2024年3月1日~2024年11月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :92億3500万円(前年同期比 18.3%減)
営業利益 :14億7300万円( 同 36.9%増)
経常利益 :14億9500万円( 同 36.1%増)
四半期純利益:10億900万円( 同 34.1%増)
主要ブランド「北の快適工房」における主な獲得チャネルは、同社が独自に運営するECサイト経由の「自社サイト等」と、Amazonや楽天市場等の「ECモール」で、同四半期の売上高のうち、約85%が自社サイト等によるものとなっている。
また、同四半期における自社サイト等の新規顧客獲得人数は、第2四半期比29%減と縮小した。ECモールにおいては、専任者を複数名配置して拡大に取り組んでおり、引き続きECモールに特化した販促活動やクリエイティブの制作及び広告最適化、メルマガの配信、各ECモールにおけるセールへの参加による売上拡大に取り組んだほか、配送方法の見直しによるコスト削減等にも努めた。
連結子会社・株式会社SALONMOONのオリジナルヘアケアブランド「SALONMOON」では、同四半期は、Amazon、楽天市場やQoo10等の主力ECモール拡大のための販促施策を行ったほか、新商品のリリースにも注力。各ECモールにおいて、クーポン施策の実施、セールへの参加や検索エンジン最適化のための緻密な広告運用施策を行ったほか、特性やユーザー層を改めて分析のうえ最適なクリエイティブをECモールごとに作成した。
また、商品ラインナップの拡充を図るべく、新商品やシリーズ品の開発・リリースも精力的に行っている。さらに、ブランド認知度の向上や新たな顧客層を取り込むことを目的に、大手バラエティショップやディスカウントストアでの店舗販売も行っているほか、「北の快適工房」の顧客への販促キャンペーン等も実施している。こうした施策により「SALONMOON」ヘアアイロンシリーズの累計出荷台数は116万台を突破し、順調に拡大している。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250110548911.pdf