ジェイフロンティア、2025年5月期1Q決算を発表 経常利益は前年同期比70.8%減と大幅減益
ジェイフロンティア株式会社は、2025年5月期第1四半期の連結業績(2024年6月1日~2024年8月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :54億2800万円(前年同期比 28.5%増)
営業利益 :1800万円( 同 50.0%減)
経常利益 :900万円( 同 70.8%減)
四半期純利益 :マイナス1900万円(前年同期 マイナス3100万円)
メディカルケアセールス事業の医薬品のD2C(EC・通販)では、第1類医薬品や、主力商品である防風通聖散のほか防已黄耆湯錠SX等の生漢煎®シリーズの漢方(第2類医薬品)の売上が好調に推移。また、顧客獲得のための広告効率を注視するとともに、適切な在庫水準の維持やコスト構造の改善等の効率性に重点を置いた事業活動を推進した。
同事業のオンライン診療・オンライン服薬指導・医薬品の宅配をワンストップで提供するプラットフォーム「SOKUYAKU」は、2024年6月から、ユーザー(患者)のシステム利用料の値上げに加え、「SOKUYAKU」の利用患者が多い一部の医療機関からシステム利用料を徴収する価格改訂を実施した。価格改訂による顧客の離反はほとんど発生しておらず、利用件数は順調に推移するとともに、利用単価の向上により収益性の改善が進んでいる。
加えて、2024年4月にリリースした健康経営を推進する法人向けの福利厚生サービス「SOKUYAKUベネフィット」の拡販による安定収益基盤の強化も進めている。一方で、2024年7月1日付で連結子会社であったAIGATEキャリア株式会社の全株式を譲渡したため、同社を第1四半期会計期間より連結の範囲から除外した。この結果セグメント売上は15億9279万円(前年同期比18.4%減)となった。
ヘルスケアセールス事業は、前期までグループ全体で推進してきた健康食品・化粧品分野の商品ラインナップの拡充が順調に進捗。今期はグループシナジーの深化や既存顧客へのクロスセルの強化等を推進することで売上高及びEBITDAの最大化を図った結果、セグメント売上高は16億332万円(同50.1%増)となった。
ヘルスケアマーケティング事業では、ヘルスケア関連のD2C事業者に対するブランディング・マーケティング支援に加え、ダイレクトメールマーケティング、物流業務などのBPOサービスが業績に貢献。セグメント売上高は22億3215万円(同85.6%増)となっている。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250114550525.pdf