白鳩、2025年2月期3Q決算は赤字幅縮小 経常利益はマイナス3100万円

株式会社白鳩は、2025年2月期第3四半期の業績(2024年3月1日~2024年11月30日)を発表した。
 
【経営成績(累計)】
売上高    :44億6500万円(前年同期比 5.6%減)
営業利益   :マイナス900万円(前年同期 マイナス1600万円)
経常利益   :マイナス3100万円( 同 マイナス5900万円)
四半期純利益 :マイナス3300万円( 同 マイナス9300万円)
 
国内Eコマース販売では、競合他社との価格競争に追従しつつも、仕入原価上昇分の価格転嫁を慎重に進めることで利益確保に努め、客単価(1件当たり購入金額)は前年同期比プラス0.3%となった。また、国内モールにおけるアクセス数の減少傾向が継続し、購入件数が前年を下回るなかで、季節商品の販売も伸び悩んだが、季節が進むにつれ徐々に回復傾向が見られ、売上高は前年同期比93.1%となっている。
 
直営の本店サイトにおいては、既存顧客向けのクーポン施策により客単価の向上や販売価格の適正化に努め、購入件数は前年同期比92.0%、売上高は前年同期比91.4%となった。
 
国内Eコマース販売における同社物流業務では、一部主力商品における日曜祝日の当日出荷が本稼働するなど、顧客サービスの更なる向上を目指しつつ、引き続き営業損失解消のための利益確保に努めていく、としている。
 
海外Eコマース販売では、中国以外の東アジア圏内向け展開を強化したことにより、売上高が前年同期比144.2%と伸長した。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250109548218.pdf