ティーライフ、2025年7月期1Q決算を発表 経常利益は前年同期比72.2%減
ティーライフ株式会社は、2025年7月期第1四半期の連結業績(2024年8月1日~2024年10月31日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :26億8300万円(前年同期比 11.6%減)
営業利益 :1500万円( 同 68.3%減)
経常利益 :1400万円( 同 72.2%減)
四半期純利益:3400万円( 同 55.1%増)
同四半期よりセグメントの範囲の見直しを行い、従来「卸売事業」及び「小売事業」に区分されていた事業を「ウェルネス事業」に統合し、従来の「プロパティ事業」の呼称を「ロジスティクス事業」に変更している。
同四半期のウェルネス事業において、テレビショッピング向けの卸販売では主力のサプリメントのほか、寝具等の新商品拡販に注力。実店舗向け卸販売では秋口の気温が下がらず季節商品の動きが鈍かったため、通年商品の拡販に注力した。
カタログ通販では、顧客開拓の効率改善と販促規模の適正化を進め、EC分野ではインフルエンサーを活用した販売促進に注力するとともに、オリジナル商品の品揃え拡大や販促効率の向上に努めた。
また、米国向けEC事業や国内外の新規卸売先開拓といった今後の成長領域に積極的に投資した。
しかしながら、紅麹問題継続の影響、ECモールの競合出店社数の増加に伴う競争の激化などの要因により、売上高は24億6700万円(前年同四半期比12.6%減)で、配送コストなどの運営コストの上昇により、セグメント損失は2100万円(前年同四半期は2000万円のセグメント利益)となった。
ロジスティクス事業は、袋井センター・掛川センターの安定稼働と、名古屋センターの顧客開拓営業に注力したことにより売上高は2億1500万円(同0.5%増)となり、光熱費等のコストプッシュ要因に対応し、各センターの運用効率の改善に努めた結果、セグメント利益は3400万円(同7.2%増)となっている。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120241122528111.pdf