電通グループ、2024年12月期3Q決算を発表 四半期利益は前年同期比93.1%減と大幅に減益
株式会社電通グループは、2024年12月期第3四半期の連結業績(2024年1月1日~2024年9月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
収益 :1兆261億4200万円(前年同期比 9.8%増)
営業利益 :289億円( 同 40.2%減)
税引前四半期利益:178億5900万円( 同 61.1%減)
親会社の所有者に帰属する四半期利益:15億1000万円( 同 93.1%減)
同四半期連結累計期間における売上総利益のオーガニック成長率はマイナス1.1%だったが、為替レートが全般的に円安となっていること及びM&Aにより、売上総利益は前年同期比6.5%増となった。また、販管費の増加などにより調整後営業利益は同1.0%減、オペレーティング・マージンは同90bps減となっている。
セグメント別に見ると、「日本」はインターネット広告の成長がけん引し広告事業が回復基調に戻り、売上総利益のオーガニック成長率は2.3%、売上総利益は3346億1400万円(前年同期比2.3%増)だった。人員増による人件費の増加などにより調整後営業利益は719億600万円(同1.0%減)、オペレーティング・マージンは21.5%(前年同期は22.2%)となっている。
このほか「Americas(米州)」「APAC(日本を除くアジア太平洋)」セグメントは、いずれもマイナスのオーガニック成長、「EMEA(ロシアを除くヨーロッパ、中東及びアフリカ)」は前年同期の一時的財務影響の反動増等により、1.6%のオーガニック成長となった。
■リリース
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4324/tdnet/2530343/00.pdf