北の達人コーポレーション、2025年2月期2Q決算は減収増益 利益はいずれも前年同期比100%以上の大幅増

株式会社北の達人コーポレーションは、2025年2月期第2四半期の連結業績(2024年3月1日~2024年8月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :64億8200万円(前年同期比 17.2%減)
営業利益  :9億200万円( 同 103.6%増)
経常利益  :9億1000万円( 同 100.1%増)
四半期純利益:6億800万円( 同 101.0%増)
 
同中間連結会計期間は、主力ブランドである「北の快適工房」において、集客部門の社内教育・研修体制の整備や改善、人材採用強化に取り組み、これまで培ってきたマーケティングにおけるクリエイティブスキルのさらなる向上及び組織力強化を通じた新規顧客獲得人数の増加を図った。また、連結子会社である株式会社SALONMOONのオリジナルヘアケアブランド「SALONMOON」では、各種ECモールでの販促施策や新商品のリリース等を通じ業績拡大に取り組んだ。
 
主要ブランド「北の快適工房」における主な獲得チャネルは、同社が独自に運営するECサイト経由の「自社サイト等」と、Amazonや楽天市場等の「ECモール」で、同中間連結会計期間の売上高のうち、約85%が自社サイト等によるものとなっている。同第2四半期における自社サイト等の新規顧客獲得人数は、第1四半期比6%減と縮小した。
 
また、ECモールにおいては、専任者を複数名配置して拡大に取り組んでおり、引き続きECモールに特化した販促活動やクリエイティブの制作及び広告最適化、メルマガの配信、各ECモールにおけるセールへの参加による売上拡大に取り組んだほか、配送方法の見直しによるコスト削減等にも努めた。これらの結果、Amazonでは2024年7月の月商が初めて1億円を突破し過去最高月商を記録、同第2四半期におけるECモール全体の売上高も同じく過去最高を記録した。
 
連結子会社・株式会社SALONMOONのオリジナルヘアケアブランド「SALONMOON」では、同中間連結会計期間は、Amazon、楽天市場やQoo10等の主力ECモール拡大のための販促施策を行ったほか、新商品のリリースにも注力。各ECモールにおいて、セールへの参加や検索エンジン最適化のための緻密な広告運用施策を行ったほか、特性やユーザー層を改めて分析のうえ最適なクリエイティブをECモールごとに作成した。
 
また、商品ラインナップの拡充を図るべく、新商品やシリーズ品の開発・リリースも精力的に行っている。さらに、ブランド認知度の向上や新たな顧客層を取り込むことを目的に、大手バラエティショップやディスカウントストアでの店舗販売も進めた結果、「SALONMOON」ヘアアイロンシリーズの累計出荷台数は109万台を突破し、順調に拡大している。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120241003593259.pdf