白鳩、2025年2月期2Q決算を発表 経常利益・純利益は赤字幅縮小

株式会社白鳩は、2025年2月期第2四半期の業績(2024年3月1日~2024年8月31日)を発表した。
 
【経営成績(累計)】
売上高    :28億2400万円(前年同期比 7.6%減)
営業利益   :マイナス1600万円(前年同期 マイナス1000万円)
経常利益   :マイナス3300万円( 同 マイナス4800万円)
四半期純利益 :マイナス3400万円( 同 マイナス7800万円)
 
国内Eコマース販売では、競合他社との価格競争に追従しつつも、仕入原価上昇分の価格転嫁を慎重に進めることで利益確保に努め、客単価(1件当たり購入金額)は前年同期比プラス2.8%となった。しかしながら国内モールにおけるアクセス数の減少傾向が継続し、購入件数が前年を下回ったことで売上高は前年同期比90.6%となっている。
 
直営の本店サイトにおいては、既存の広告・クーポン施策に加えて、一定期間で特定のブランドを全面的に推し出す新たな販売施策を試みるなど、課題であった新規獲得が復調しつつあるなかで販売価格の適正化に努め、購入件数は前年同期比91.0%ながらも、客単価は前年同期比並みで推移した。この結果、売上高は前年同期比90.7%となった。
 
また、国内Eコマース販売における同社物流業務では、2024年8月から一部主力商品については日曜祝日の当日出荷も試験的に導入。顧客サービスの更なる向上を目指しつつ、引き続き営業損失解消のための利益確保に努めていく、としている。
 
海外Eコマース販売では、中国以外の東アジア圏内向け展開を強化したことにより、売上高が前年同期比158.3%と伸長した。
 
商品区分別の販売においては、価格競争の激しいNB(ナショナルブランド)商品よりも、PB(プライベートブランド)商品及びCB(コラボレーションブランド)商品に対して、SNS等による情報発信やクーポン施策等を強化。これによりPBCBの売上高構成比が30.4%と伸長した。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240828577842.pdf