ヤーマン、2025年4月期1Q決算は減収減益 営業・経常利益は大幅減で純利益は赤字に

ヤーマン株式会社は、2025年4月期第1四半期の連結業績(2024年5月1日~2024年7月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :57億4800万円(前年同期比 40.3%減)
営業利益  :1億9400万円( 同 88.4%減)
経常利益  :1500万円( 同 99.1%減)
四半期純利益:マイナス8400万円(前年同期 11億4200万円)
 
同四半期のセグメント別の業績を見ると、テレビ通販会社向けの販売、カタログ通販会社向けの販売、インターネット専売業者向けの販売等を行う通販部門においては、地上波テレビ通販は振るわなかったものの、ショッピング専門チャンネル及びカタログ通販会社向けの売上が堅調だったことから、売上高は11億3300万円(前年同期比2.6%増)となった。一方でセグメント利益は3億円(同13.5%減)で前年同期を下回った。
 
家電量販店、百貨店、バラエティショップ等への販売を行う店販部門は、銀座旗艦店や家電量販店を中心に売上が堅調だった。加えて、新カテゴリーであるヘアケアやオーラルケアが伸長したことから、売上高19億7200万円(同14.8%増)、セグメント利益4億5700万円(同13.4%増)となった。
 
このほか、インフォマーシャルや雑誌、新聞、Web等を用いた個人顧客への販売を行う直販部門は、オーラルケアが好調だったものの未だリピート商材への投資が先行していることから、売上高は16億5000万円(同21.7%減)、セグメント利益は4億2100万円(同42.8%減)となった。
 
海外の通信販売業者、卸売業者、個人顧客等への販売を行う海外部門は、RF規制によるRF搭載美容市場の混乱及び中国国内の経済停滞の影響を受け、売上高9億4300万円(同79.7%減)、セグメント利益2億7300万円(同86.5%減)となっている。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240819573842.pdf