電通グループ、2024年12月期2Q決算を発表 日本市場は好調も海外で苦戦

株式会社電通グループは、2024年12月期第2四半期の連結業績(2024年1月1日~2024年6月30日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
収益   :6809億3700万円(前年中間期比 12.9%増)
営業利益 :257億3000万円( 同 19.9%増)
税引前中間利益:206億7000万円( 同 13.5%減)
親会社の所有者に帰属する中間利益:55億6400万円( 同 63.7%減)
 
中間連結会計期間の売上総利益のオーガニック成長率はマイナス1.8%だったが、為替レートが全般的に円安となっていること及びM&Aにより、売上総利益は前年同期比9.3%増、調整後営業利益は同3.8%増となった。販管費の増加などによりオペレーティング・マージンは同50bps減となっている。
 
セグメント別に見ると、「日本」はインターネット広告の成長がけん引し広告事業が回復基調に戻り、売上総利益のオーガニック成長率は2.1%、売上総利益は2247億4600万円(前年同期比2.1%増)、人員増による人件費の増加などにより調整後営業利益は491億500万円(同1.2%増)となったが、オペレーティング・マージンは21.8%(前年同期は22.0%)だった。
 
「Americas(米州)」「EMEA(ロシアを除くヨーロッパ、中東及びアフリカ)」「APAC(日本を除くアジア太平洋)」セグメントは、いずれもマイナスのオーガニック成長となった。
 
 
■リリース
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4324/tdnet/2492759/00.pdf